月別アーカイブ: 2014年6月

珍地名の切手


4月のトピカル展にも出品した、「切手の切手」のコレクションを整理していたら見つけました。
1979年発行のヨーロッパ切手。この年は「通信」をテーマにしていて、「切手の切手」が比較的多く発行されています。
その中のオランダ切手を眺めていて、ニヤッとしてしまいました。

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それは、右側の切手。
上の画像ではよく分からないので、一部分だけ強調していきますと、

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切手の下に「SCHEVENINGEN RADIO(スヘフェニンゲン ラジオ)」と書かれています。
ひとまず真面目に書いておきますと、スヘフェニンゲンはオランダ西部のデン・ハーグに位置する北海沿岸のリゾート地です。また、1892年には世界スケート連盟が創設された場所でもあります。
図案の「ラジオ」というのは、私たちが普通に聴くラジオ放送のことではなく、船の安全な航行のために陸地と交信し合うための通信局という意味合いになります。
切手自体は真面目な通信をテーマとしていますが、これからぶち壊します(笑。

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「スヘフェニンゲン」の地名、昔からの日本語読みである「スケベニンゲン」と言った方が多くの方(特に男性)は思い出すのではないでしょうか?学生時代の休み時間に、地図帳片手に(日本語にしたら)変な地名を探していた方は少なからずいるはず。その中でも、探されるトップクラスの地名ではないでしょうか?
地名の語感から、厭らしい妄想を抱いている方へ嬉しい情報としては、近隣にヌーディスト専用のビーチもあるそうです。

最後に、郵趣的な話を。
「スコット」カタログでは、「スヘフェニンゲン」という表記で探そうと思っても見つかりません。

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手持ちの「スコット」カタログの都合で、2005年版のモノクロ時代の古い物であることはお許し下さい。
表記が変わっていなければ、切手そのものの図版はありません。「スコット」ではお約束の、1枚だけ紹介して他の図版は省略という採録方針の中に埋もれています。(右側のA186は別なセットの切手の図版)

※この記事は、筆者の個人ブログ「MoveBlue」にも同時投稿致します。

大胆な額面表記エラー


梅雨時期や天候が悪い休日。
特に何もすることがなければ、手元にあるカタログをパラパラとめくって新しい発見をすることもあります。
特に、メインで収集している「一番切手」は占領地や地方発行のマイナーなエリアを知るために、メインナンバー以外の部分(「BOB=バック・オブ・ザ・ブック」と言います)をめくることも多いです。
先日入手した切手から、メインナンバーのカタログの細かい記述までを見る大事さを改めて思い知る事になりました。

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1974年にタイから発行された国立博物館100周年記念切手。
一瞬見ると、博物館の収蔵品を描く落ち着いた美しい切手というだけの印象しかありませんが、意外な一面を持っています。

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何と、額面の表記を間違えています。
青75ST(サタン)切手以外の、2バーツ、2.75バーツ、3バーツ切手の英語での通貨単位表記が本当は「BAHT」であるはずなのが、「BATH」になっているのです。「BATH」って、英語で「風呂」ではありませんか…。
通貨単位の誤表記であれば、発行前であれば発行日を遅らせて正確な表示にして発行し直したり、発行後でも回収して再発行の対応をするケースもありますが、この切手に関しては間違いを犯したまま発行したまま、放置の状態されています。
南国のおおらかさなのでしょうか、それとも再発行のコストを考えて「見て見ぬふり」をしたのかがとても興味があります。

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この誤表記については「スコット」カタログでも赤枠部分のように、額面表記のエラーであることをきちんと説明しています。その部分のコピーも掲載しておきます。2005年版のモノクロ時代の古い物であることはお許し下さい。
所持しているカタログの発行から年数が経っているのでカタログ評価も上昇しているとは思いますが、見つかれば比較的手ごろな価格で購入できました。カタログを丁寧に紐解けば、このような手頃な「エラー切手」を見つけられるかもしれませんが、やはり時間的な兼ね合いや「見落とし」も生じると思います。そうなると、知識を持っている人からの情報も大事になります。
今回も、販売していた切手商のリストでエラーであることを表記していたので購入に至りました。

※この記事は、筆者の個人ブログ「MoveBlue」にも同時投稿致します。

2014年7月例会


日本郵趣協会鹿児島支部では、月に一度例会を開催しています。
切手に関する情報交換や、会員のコレクションや入手した郵趣品の披露を行っています。
切手収集に少しでも興味のある方でしたら、年齢は問いません。
皆様のご参加をお待ちしております。

  • 場所:鹿児島市勤労者交流センター(よかセンター)
    鹿児島中央駅前、ダイエー鹿児島中央店のある建物(キャンセビル)の7階になります。
    有料駐車場がキャンセビル併設と周囲にもあります。
  • 日時:2014年7月5日(土) 13:30~15:00
    ※会場は、13時~17時まで借りています。
    例会終了後、個別に収集に関するご相談もお受けできます。
  • 催事
    切手に関する情報交換、今月の収穫品拝見
    10月開催の「スタンプショウかごしま」の準備状況確認
    ※4月開催のトピカル切手展、フリースタイル・ワンフレーム展に出品した地元収集家の作品も間近で見られます。

初めて参加を希望される方は、事前にメールフォームからご連絡頂けると更に嬉しいです。
右の「続きを読む」をクリックすると、メールフォームが表示されます。→ Continue reading

スタンプショウかごしま2014:概要


「スタンプショウかごしま2014」の準備作業が本格的に始動しました。
この場で、イベント概要をご紹介します。
※途中で紹介している写真は「スタンプショウかごしま2013」の会場での光景です。

会期:2014年10月4日(土)10:30~17:00、5日(日)9:00~15:30
会場:KKR鹿児島敬天閣2階大会議場 (鹿児島県鹿児島市城山町5-24)
JR鹿児島中央駅より市電乗車、「朝日通」電停より徒歩5分

主な催事:

  • 鹿児島県内外の郵趣家(切手収集家)による作品を10作品程度展示。招待出品1: 近世日本の城(第15回トピカル切手展金銀賞受賞作品)
    招待出品2:ジュゴン(第15回トピカル切手展銀賞受賞作品)
    招待出品3: 切手で遊ぶ百人一首(第3回フリースタイル・ワンフレーム展出品作品)
    招待出品4:ふたりのヨコハマ再び(第3回フリースタイル・ワンフレーム展出品作品)
    ※第15回トピカル切手展、第3回フリースタイル・ワンフレーム展は2014年4月25日~4月27日に東京都で開催の「スタンプショウ2014」会場にて併設。展示スペース
  • 鹿児島東郵便局の臨時窓口開設(イベント期間専用デザインの消印も使用予定)
    郵便局臨時出張所
  • 県外の切手商・一般収集家による切手の即売会
  • 使用済切手無料つかみ取り
    切手のつかみ取り、切手商ブース
  • 切手鑑定会(5日の午前を予定)
  • 両日先着で記念品を進呈(予定)

主催:公益財団法人日本郵趣協会九州・沖縄地方本部、日本郵趣協会鹿児島支部
後援(予定):日本郵便株式会社九州支社、南日本新聞社NHK鹿児島放送局南日本放送鹿児島テレビ放送鹿児島放送鹿児島読売テレビエフエム鹿児島鹿児島シティエフエム