Featured post

日本郵趣協会鹿児島支部の月例会

日本郵趣協会鹿児島支部では、月に一度例会を開催しています。切手に関する情報交換や、会員のコレクションや入手した郵趣品の披露を行っています。切手収集に少しでも興味のある方でしたら、支部会員に限らず自由に参加できます。皆様のご参加をお待ちしております。

  • 場所:鹿児島市勤労者交流センター(よかセンター)
    鹿児島中央駅前、イオン鹿児島中央店のある建物(キャンセビル)の7階になります。
    有料駐車場がキャンセビル併設と周囲にもあります。
  • 日時:原則として2・6・12月は第1日曜日の13:30~15:30、他の月は第1日曜日翌々日の火曜日18:30~20:30に開催ですが、会場の都合によって変更することも多いので、ここに掲載する最新情報にご注意下さい。なお10月はスタンプショウかごしま開催のため休会です。次回は11月8日(木)18:30、次々回は12月2日(日)13:30の開催です。
  • 内容:切手に関する情報交換、今月の収穫品拝見、支部主催イベントの準備

例会終了後、個別に収集に関するご相談もお受けできます。初めて参加を希望される方は、事前にメールフォームからご連絡頂けると更に嬉しいです。右の「続きを読む」をクリックすると、メールフォームが表示されます。→ Continue reading

スタンプショウかごしま2018・懇親会

「スタンプショウかごしま」の初日に懇親会を行っています。
参加を希望される方、ならびに興味のある方は、下記の連絡フォームからメールして頂けると幸いです。

開始時間:9月29日(土) 18:00~会場
会費:5,000円

会場は、ご連絡頂いた方に別途ご案内します。
※10名前後で予約をしていますが、人数が多くなる場合は会場との調整が必要になります。

会場の都合で、26日までに人数の確定を致します。

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

記念品事前販売:スタンプショウかごしま2018

9月29日~30日に開催する「スタンプショウかごしま」の会場で配布・販売する記念品を事前販売致します。

小型印の記念押印を行う予定の方は、是非ともご検討ください。
ご注文方法は、この投稿の後半をご覧下さい。

①フレーム切手(62円額面) 1枚100円
今年は、当サイトでの取り扱いは致しません。

②記念カードA(はがきサイズ:100mm×148mm) 1枚20円

来場者の方に、1枚無料進呈します。会場では、5枚100円で販売の予定です。

③記念カードB(はがきサイズ:100mm×148mm) 1枚20円

前年度来場者で、案内の送付を希望している方に通信面を印刷したはがきを事前に送付しています。
通信面を印刷しないはがきは、販売限定です。会場では、5枚100円で販売の予定です。

●ご注文方法

メールのみ承ります。この記事最後のメールフォームをご利用ください。
折り返し、当方から送料を含めた金額、指定の入金口座(ゆうちょ銀行)をお伝えします。
商品が揃い次第(9月10日以降の予定)、クリックポストで発送致します。
振り込み口座などの連絡をスムーズに行うため、郵便、電話での問い合わせは一切受け付けません

●送料

クリックポストで発送。送料は、封筒代混みで200円頂きます
※大量にご注文いただきクリックポストの規格外になる場合は、発送方法を変更し送料は改めてご案内致します。

●申込締切

葉書類のみ2018年9月15日(土)23:59まで
今回は印刷終了後に販売の案内を行っています。
そのため、準備した数量に達した時点で申込を締め切ります

●発送予定日

入金確認後、2018年9月16日(日)以降に鹿児島県鹿児島市から発送します。

●お支払い方法

ゆうちょ銀行(ぱるる)の指定口座へ振り込み。

●お願い

申込は下記のメールフォームからお願いします。
メールフォーム入力後エラーが発生しますが、管理者側ではメッセージの確認が
振り込み口座などの連絡をスムーズに行うため、郵便、電話での問い合わせは一切受け付けません

今回は、谷之口勇(たにのくち いさむ)が担当致します。

フィリピン宛の残念な航空便

普通切手の使用例収集では、やはり料金が合っていることが第1条件です。余分な料金額が貼ってあるカバーは、たとえ珍しい切手の使用例であっても、入手しようという気が失せます。また料金が合っていても、せっかくの珍しい使用例となる機会を逃して「ごちゃごちゃ混貼り」になっているカバーは、興ざめです。

ここではそんな残念が重なったカバーを、2点セットで紹介しましょう。どちらも昭和20年代のフィリピン宛航空便書状です。この時期の料金は55円(S26.12.1~28.6.30)、50円(S28.7.1~34.3.31)でした。

荻窪 S27(1952).3.13

料金55円(第2地帯)のところに、80円分の普通切手が貼ってあります。この80円というのは当時最も差し出し数が多かった第3地帯(米国など)あて料金です。地帯を間違えたのか、面倒だから米国あてと同じ料金分を貼ってしまったのか分かりませんが、ともかく残念でした。
もしも正しく55円分を、立山航空で1枚貼りにしてくれていたら、これはお宝カバーとなったはずです。もうずいぶん昔になりますが、ゼつき立山航空55円1枚貼りのフィリピンあて航空便カバーが、390万円という高値で取引されたことがあります。その兄弟カバーとなる機会を逸してしまいました。
ただし間違えた料金80円を立山航空でなく普通切手で貼っているところから考えると、仮に料金が55円であったことを認識していたとしても、それを立山航空で貼ってくれた可能性は高くないかもしれませんね。

落合長崎 S28(1953).10.7

こちらのカバーは55円分の切手が貼ってありますが、残念なのは立山航空貼りでない点...と言いたいところですが、実はこれも料金過貼です。フィリピン宛の国際航空便書状料金は、この郵便の差し出された3ヶ月あまり前の昭和28年7月1日に、50円に改訂されています。この新料金に対応した航空切手は発行されず、普通切手で間に合わせることになっていました。しかし40円+10円でよいところにさらに5円切手を貼っているのは、料金が引き下げられたのを知らなかったということでしょう。
正しい料金を貼った50円普通切手1枚貼りは珍しい使用例になりますが、50円切手のいろいろな使用例の1つにすぎないという感じもします。

立山航空貼りでない125円料金航空便

こちらは併合料金制となった後の、第4地帯あて125円料金の航空便です。この料金の航空便は立山航空125円のゼロあり・ゼロなしの1枚貼りが普通で、他には100円普通切手+塔航空25円をしばしば目にします。

そんな中で、紹介品は塔航空40円3枚+年賀切手5円という貼りあわせです。なぜこんな貼りあわせになったのか、いろいろ考えましたが、やはりわかりません。あまり意味ある貼りあわせとは思えませんが、そんな品を手に入れたのは、昭和28年年賀切手の初期使用例となっているという理由からです。小型シート発行前の使用なので、確実に20面シート分の切手であることがわかります。

第4地帯あて航空便書状(料金125円) NAGOYANAKA 1953.1.6 → スエーデン

キジ航空の時期のキジ貼りでない航空便

キジ航空は59円とか144円というような妙な端数額面で発行されましたが、それはこの時期(1949.6.1~51.11.30)の各地帯あて航空増料金が、このような端数料金だったからです。全世界共通の「平面路料金」(書状なら24円)に、各地帯10gごとの増料金を加算するというシステムになっていました。

従ってこの時期の外国あて航空便は、キジ航空を利用した混貼となっているのが基本です。しかし実際には、基本額面の普通切手を貼り合わせた例も多く見られます。米国あて24円+59円=83円料金の航空便書状を、50円+30円+3円=83円の混貼としたものが代表的です。

下の紹介品は、台湾あての航空便書状(11~20g)です。平面路料金が20gごとであったの対し航空増料金は10gごとであったため、平面路基本料金24円+航空増料金16円×2=56円という料金になりました。キジ航空を使えば料金内訳どおりにキジ航空16円の2枚貼りという素晴らしい使用例になるところでしたが、普通切手50円+6円貼りという「つまらない貼りあわせ」になっています。しかしこの方が枚数も少ないし、当たり前な貼りあわせとも言えます。シミの見られるうす汚い封筒ですが、これはこれで50円や6円普通切手の有用な使用例と思えなくもありません。

第1地帯あて2倍重量航空便  大阪城東 S26(1951).1.25 → 台湾

普通切手の多数貼りーその2:外信便3点

引き続いて、普通切手多数貼りの外信便3点を披露しておきましょう。

第3地帯あて別配達航空便 NIWADANI(OSAKA) 1972.6.13 → 英国

料金210円の内訳は、第3地帯あて航空便書状110円+別配達料100円です。普通なら200円+10円とか100円2枚+10円、料金内訳どおりなら110円+100円貼りとなるところですが、これを70円3枚貼りで対応しています。70円切手のうち1枚は旧能面、2枚は約1年前に発行された新能面となっています。厳密には同種切手の多数貼りでありませんが、まあこれも趣深いものです。
別配達料は、1966年料金では95円でしたが、1971年7月に微調整されて100円となりました。一方基本航空便料金110円はそのまま据え置かれたので、このような210円料金と70円3枚貼りの機会がもたらされたことになります。
なお消印のNIWADANIは見慣れない局名ですが、漢字では上神谷と書くそうで、かなりの難読局名ですね。そのためかどうか知りませんが、上の郵便物が差し出されたあと3ヶ月ほど経った1972年9月1日に泉北局に改称され、現在に至っています。

第2地帯あて別配達書留航空便書状 SHOWA 1979.6.20 → 米国

特殊扱いが重なった高額料金の郵便物で、750円料金の内訳は、第2地帯あて2倍重量航空便書状200円+書留料300円+別配達料250円となります。500円+250円という貼りあわせも考えられますが、どうせ250円切手を取り出すのなら3枚貼ってしまえということで、このような姿になったものと推察されます。横長封筒でアルバムリーフに貼るには苦労しますが、250円切手の使用例としてはなかなか有意義なものと言えるでしょう。

第2地帯あて書留航空便書状 GIFUTONYAMACHI 1989.1.6 → 米国

第2地帯あて航空便書状100円+書留料350円=450円料金の郵便物に、150円切手を3枚貼りで対応してあります。150円額面を有効に利用した使用例と言いたいところですが、少々雰囲気がよろしくありません。
この150円切手はもともと速達料金加貼用として発行された切手ですが、1981年の料金改定後は用途がなく、増刷されていないと思われます。カラーマークのついた切手もありません。料金改定から8年近くたっての使用ということで、差出人が切手を貼って窓口にも持ち込んだものでしょう。書留便で書留票も貼られているのですが、この封筒にはウラにも差出人が書かれていません。このようなものを書留として受け付けるものでしょうか。
消印は満月状態である点、封筒に痛みが全くないのもよろしくありません。実際に書留扱いで送達されたものだとしても、収集用郵便であることは間違いないでしょう。

普通切手の多数貼り-その1:国内便2点

5月例会での披露品ですが、会報に掲載する予定は(今のところ)ないので、ここで紹介しておくことにします。同種切手のみを3枚以上貼った多数貼りです。まずは国内便から。

2倍重量速達便 京都百万遍 S55.7.7     配達証明便 石川北陸郵政局内 H6.7.22

1点目(左側)は封書50円時期の2倍重量速達便。料金は2倍重量定形書状60円+速達料150円=210円です。基本重量便の場合の「200円切手1枚貼り」に10円を加貼という形が普通でしょうが、70円3枚貼りというスッキリした貼り方もできました。この時期あまり用途のなかった70円切手の使用例として、なかなか面白いものではないかと思います。

2点目は、封書60円時期の配達証明便。定形書状80円+書留料420円=500円に配達証明料300円が加算され、800円という料金になりました。500円+300円、400円×2などいろいろな貼りあわせが考えられますが、紹介品は200円×4という賑やかな姿をしています。100円×8ともなると少々ゲテモノ的ですが、200円4枚ならばさほどの嫌らしさは感じられません。

戦後混乱期の郵趣活動

特別な郵趣的価値があると思ったわけではありませんが、こんなものをゲットしました。「軍事郵便葉書」の残品を台紙として活用して、昭和24年用年賀切手を貼り「子どもの日制定記念」の特印押しで差し出した私製葉書です。

差出人として「淀川郵趣会」のゴム印が押されているので、何だろうと思って裏返したら、こんな風になっていました。差し出し3日後の日曜日に開催される「切手交換研究会」の案内でした。インターネットなど存在せず、電話すら事実上ない時代のこと、こんな形で例会を開き、郵趣品や郵趣情報を入手していた時代の姿が見えてきます。「阪神間鉄道開通75年記念」の小型印情報、「電気通信展小型シート」分譲案内などが載っています。

特に興味深いのは、「姫里小学校文化教室」という会場。今では小学校の教室を借りて郵趣会合を開くなど、考えられませんね。よい時代でした。

それにしても昭和24年というこの時期、食うことすらままならなかった時代という先入観がありがちですが、こういう形で郵趣を楽しんでいた人がたくさんいたのも事実のようです。まあ、記念切手の乱発という面から考えると不思議でもありませんが、..。

札幌オリンピック冬季大会募金・大会記念切手の使用例

平昌オリンピックの真最中で、日本選手の活躍が期待されますが、今月は46年前に行われた札幌オリンピック冬季大会の切手を紹介します。募金切手は大会の約1年前の1971年2月6日、第1種料金15円+5円の寄付金付で発行されました。1961年のオリンピック東京大会の募金切手に比べれば集めやすいのですが、主な消印別に発行年の使用済みを揃えるにはかなり時間がかかりましたが、「ジャンプ」の唐草機械印が未収です。

ところで「ジャンプ」のフォームですが現在では当たり前のV 字ではなく両足を揃えて飛んでいたのですね。ずいぶん時の流れを感じます。

大会記念切手は1972年2月3日、普通シート3種に加えて小型シートも発行されましたが特筆すべきは普通シートがテートベッシュで発行されたことです。横方向に切り離してしまえば普通の切手と変わりありませんが、縦方向に切り離せばそれぞれの切手について「足合わせ」・「頭合わせ」の6種類が取れます。

第3地帯スイス宛航空便書状10gまで110円 超10gごとに100円(1966.7.1~1972.6.30)
ITAMI
HYOGO/-2.Ⅲ.72

近江支部 酒田義博 (代理投稿:永吉)