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日本郵趣協会鹿児島支部の月例会


日本郵趣協会鹿児島支部では、月に一度例会を開催しています。
切手に関する情報交換や、会員のコレクションや入手した郵趣品の披露を行っています。
切手収集に少しでも興味のある方でしたら、年齢は問いません。支部会員に限らず自由に参加できます。
皆様のご参加をお待ちしております。

  • 場所:鹿児島市勤労者交流センター(よかセンター)
    鹿児島中央駅前、イオン鹿児島中央店のある建物(キャンセビル)の7階になります。
    有料駐車場がキャンセビル併設と周囲にもあります。
  • 日時:(平成29年より定例開催日を変更しました
    原則として2・6・12月は第1日曜日の13:30~15:30(会場は13:00~17:00まで借用)、1・3・4・5・7・8・9・11月は第1日曜日翌々日の火曜日18:30~20:30に開催(会場は17:00~21:00まで借用)ですが、会場の都合によって変更することも多いので、ここに掲載する最新情報にご注意下さい。なお10月はスタンプショウかごしま開催のため休会です。
    次回は11月9日(木)18:30、次々回は12月3日(日)10:30の開催です。
  • 内容
    切手に関する情報交換、今月の収穫品拝見、支部主催イベントの準備
  • 例会終了後、個別に収集に関するご相談もお受けできます。

初めて参加を希望される方は、事前にメールフォームからご連絡頂けると更に嬉しいです。
右の「続きを読む」をクリックすると、メールフォームが表示されます。→ Continue reading

文化人切手「野口英世」の使用例


写真の2通のエンタイアは同一人宛ての書留便で、一見同じものに見えますが、左側は第1種版、右側は第2種版です。判別の仕方は、第2種版が印面下部の左端横線が一直線であるのに対し、第1種版のそれには段差がついています。そのほかにも、印面寸法の違い、額面数字のゼロの中の横線の本数違いなどがあるようですが、私にはこの方法が一番判りやすいです。

郵政省では、文化人切手の発行にあたって、普通切手の代替えとして使用してもらうことを想定し、当時の記念切手の、およそ10倍もの数を発行しました。そのために、製版には2つの転写ロ―ルが使われ、その結果このような違いが生まれたようです。これらの差異は発行当初は気づかれませんでしたが、後に知られるようになりタイプⅠ.タイプⅡに区別されるようになりました。この切手が発行された昭和24年(1949)末から25年(1950)は、和文櫛型印の変換期にも当たりC欄都道府県名、C欄Z型時刻表示、C欄戦後型のそれぞれに局名右書・左があり消印のバラエティーを揃えるのも楽しいものです。また、一部を省き文化人切手のシートには耳紙に版番号が印刷されており、いろいろと楽しめるシリーズです。

(参考文献) 内藤陽介著「解説・戦後記念切手」・天野安治著「戦後記念切手は使用済が面白い」

近江支部 酒田義博 (代理投稿:永吉)

東京五輪募金切手の使用例


(1) HAMAMATSU 20.Ⅷ.63

(2) KOBE PORT 20.Ⅷ.64 → 那覇中央 1964.8.24

今月は外国郵便のエンタイアを紹介します。(1)は第4次発行の3種セット貼で、料金は平面路印刷物50gまで15円、(2)は小型シート貼で、沖縄中央の到着印も何とか判読でき実逓便のようです。料金は、裏に普通シートの募金5円切手が貼ってあり、1951年(昭和26)12.1から1972年(昭和47年)5.15の沖縄復帰まで存在した特別地帯宛航空郵便物で、1961年(昭和36年)10.1から1966年(昭和41年)6.30までの琉球地帯、南西諸島あての印刷物料金20円に該当すると思われます。

近江支部 酒田義博 (代理投稿:永吉)

東京五輪募金切手の使用例


(1)1種便2枚貼                      京都下関間/36.10.11/下一・鳥・浜
(2)1種便1枚貼不足便         大原/37.7.4 

先月に続き募金切手ですが、第1種便を紹介します。ハガキと同様に封書も少なくコレクションにあるのはこの2通のみです。

(2)は額面10円切手と誤認して不足料10円を徴収された例ですが、大原局の未納不足印が押されており、不足料金領収証が貼られているので、不足を見逃したままのエンタイアより好ましく気に入っています。収集家ならこの切手を10円切手と間違えることはないと考えると、非郵趣家便でしょうか。

近江支部 酒田義博 (代理投稿:永吉)

記念品事前頒布:スタンプショウかごしま2017


管理人追記:発注日程の兼ね合いで、記念カードは2017年8月25日(金)までご注文を受け付けます。

日本郵便へ申請中の小型印原図。 実際の小型印の図案は、日本郵便のサイトでの発表をお待ちください。

会場で配布及び販売する記念品を事前に提供致します。
小型印の記念押印を行う予定の方は、是非ともご検討頂けると助かります。
ご注文方法は、この投稿の後半をご覧下さい。

①フレーム切手(62円額面) 1枚100円
事前ご注文受け付け終了しました。数量限定で会場で販売致します。

画像をクリックすると、大きな画像をご覧頂けます。

②記念カードA(はがきサイズ:100mm×148mm) 1枚20円

来場者の方に、1枚無料進呈します。会場では、5枚100円で販売の予定です。

画像をクリックすると、大きな画像をご覧頂けます。

③記念カードB(はがきサイズ:100mm×148mm) 1枚20円

前年度来場者で、案内の送付を希望している方に通信面を印刷したはがきを事前に送付します。
通信面を印刷しないはがきは、販売限定です。会場では、5枚100円で販売の予定です。

画像をクリックすると、大きな画像をご覧頂けます。

●ご注文方法

メールのみ承ります。この記事最後のメールフォームをご利用ください。
折り返し、当方から送料を含めた金額、指定の入金口座(ゆうちょ銀行)をお伝えします。
商品が揃い次第(9月6日以降の予定)、クリックポストで発送致します。
振り込み口座などの連絡をスムーズに行うため、郵便、電話での問い合わせは一切受け付けません

●送料

クリックポストで発送。送料は、封筒代混みで200円頂きます
※大量にご注文いただきクリックポストの規格外になる場合は、発送方法を変更し送料は改めてご案内致します。

●申込締切

2017年8月19日(土)23:59まで
葉書類のみ2017年8月25日(金)23:59まで

締め切り日までのご注文分のみ印刷します。
 印刷会社及び日本郵便への発注を行うため、締切は厳守します。

●発送予定日

入金確認後、2017年9月6日(水)以降に鹿児島県鹿児島市から発送します。

●お支払い方法

ゆうちょ銀行(ぱるる)の指定口座へ振り込み。

●お願い

申込は下記のメールフォームからお願いします。
振り込み口座などの連絡をスムーズに行うため、郵便、電話での問い合わせは一切受け付けません

今回は、谷之口勇(たにのくち いさむ)が担当致します。

東京五輪募金切手の使用例


小石川37.7.8

福島桑折37.6.26

「東京オリンピック」と言えば、私たち団塊の世代にとってそれぞれに思い出、思い入れがあり大変印象深い国家行事でした。当時、中学3年生だった私は、学校の体育の時間にオリンピック競技の実況を見たのをよく覚えています。また、募金切手については、学校の事業をサボって郵便局に並ぶ生徒が、後を絶たず確か第5次からの4種だったと思いますが学校でまとめて購入できるようになりました。そんな「東京オリンピック」を生涯に2度も経験出来るなんて、なんと幸せなことでしょうか。(しかし何種類の記念切手がでるのかは心配です。)

2020年東京オリンピック・パラリンピックを3年後に控え、支部切手展の出品を目指し、手持ちの「募金切手」の整理を始めました。単片での使用済は辛うじて消印の読めるものを入れて20種は何とか揃える事が出来ましたが、問題はエンタイアです。他の5円切手では最もありふれた私製はがきの使用例が、入手困難なのに驚かされます。写真の2通を含めやっと4通手に入りました。その他にも、国内便(1種便2枚貼、1枚貼不足便)、外国郵便などが少ないながらもオークションにも出ることがありますので、何とか2フレームぐらいには纏めたいと思い作品作りをしています。

近江支部 酒田義博 (代理投稿:永吉)

「普通の普通切手」の多数貼り


10円ソメイヨシノ8枚貼り航空便書状  MEGURO 26.VI.62 → 米国

15円キク3枚貼り航空便葉書  MUSASHIFUCHU 28.IV.70 → 米国15円キク6枚貼り航空便書状  MOBARA 23.VI.71 → 米国

それぞれの時代の最もありふれた普通切手(国内書状用額面)を多数貼りにした、外国あて航空便です。全くの駄物ではありますが、一般人が買い置きしてあった切手を、高額の外国あて郵便に使えるだけ使ったカバーという意味で、有意義な多数貼りと言えるでしょう。ごく自然な使われ方をしています。使用量の少ない特殊額面の切手を、収集家がまとめて(無理に)使ったものとは一線を画しています。

10円ソメイヨシノは、単位額面切手としても、さまざまな郵便に幅広く使われました。8枚貼りで80円として使ったわけですが、8枚全部バラバラです。1枚ずつ使うつもりで切り離しておいた切手を、かき集めて貼りつけたのでしょう。封筒から少しはみだしている切手もありますね。

15円切手は、それだけで多数貼りとして使える例は限られますが、国際郵便の中で最も量の多い米国あて航空便料金が、葉書が45円、封書が90円ということで、うまい具合に15円切手だけで必要料金を構成することができました。なお45円葉書は「航空」の表示がありませんが、まあ航空扱いで送られたものでしょう。葉書の方はスペースが狭く、はみ出した上に重ね貼りになっています。本当はこういう貼り方はNGですが、まあやむをえなかったとして見逃してもらったのでしょう。

以上、5月例会で披露したカバーの一部を、記録としてここに残しておきます(永吉)。

ツェッペリン飛行船が運んだ郵便物


昭和4年(1929年)8月19日、当時世界最大の飛行船であった「ツェッペリン伯号」が、世界一周(北半球周遊)の途中で日本に立ち寄り23日までの5日間、霞ヶ浦に滞在しました。一般に「ツェッペリン飛行船」と呼ばれるのは、20世紀初頭にドイツのフェルディナンド・フォン・ツェッペリン伯爵によって開発された飛行船全体の通称で、実際にはそれぞれが名前を持っています。このうち、日本にやって来たのが、「ツェッペリン伯号」(グラーフ・ツェッペリン号)でした。

ツェッペリン号は世界一周に合わせて、郵便物を積み込み、着陸地に運んでいました。これは、飛行船の収益事業の一つだったようです。日本には約7700通の郵便を運び、また日本からも約5500通のアメリカ、ドイツ向けの、郵便物が積み込まれました。その料金は日本からロサンゼルスまで封書で2円10銭、当時の日本国内の郵便料金が封書3銭でしたから、国内郵便と比べてかなり高額なものでした。 写真は、その時積み込まれたアメリカ・ロサンゼルス宛封書のエンタイアで、昭和大礼記念10銭(当時、一番新しい記念切手)1枚と旧大正毛紙50銭4枚の計2円10銭の切手が貼られています。消印は「TOKIO21.8.29」の欧文櫛型印が押されており、封筒の右下には、丸型の 赤いスタンプが押してあり,真ん中に「GRAF ZEPPELIN (ツェッペリン伯爵号)」とあります。裏側にもカリフォルニア州ロサンゼルスの到着印があり、その日付は1929年8月26日になっています。

(参考文献「日本航空郵便物語」 園山精助著 )

近江支部 酒田義博 (代理投稿:永吉)

「郵便創始75年」30銭・50銭の使用例


アメリカ宛平面路はがき2円(1947.4.1~1948.8.31)横須賀 /22.8.13/神奈川県

アメリカ宛平面路はがき2円(1947.4.1~1948.8.31)OSAKA /18.10.47/

戦後最初の記念切手として1946年12月12日に4種が発行されましたが、4か月経たないうちに料金改正があり、それぞれの適正使用例はほとんど見かけません。写真のエンタイア2通は、共に改正後の船便はがきで普通切手を貼り足して2円にした使用例です。15銭と1円が未収ですが適正使用にこだわらず、気長に探すつもりです。

近江支部 酒田義博 (代理投稿:永吉)

「皇太子ご成婚」の使用例


平面路書状20gごと30円(1959.4.1~1961.9.30) SHIBUYA /9.V.1959

アメリカ宛航空便書状10gまでごとに75円(1959.4.1~1961.9.30) IKEDA/ -6.Ⅴ.59

1959年4月10日、現天皇、皇后両陛下のご成婚の儀が行われました。私は、小学校4年生に進級したばかりでしたが、結婚式後行われたパレードをテレビのある友達の家で見たことを鮮明に覚えています。当日は、平日でしたが、法律によって「国民の祝日」になりました。当時の物価を、調べてみると大卒初任給が1万円一寸の時代に、白黒テレビは5万円近くしたようで現在の貨幣価値からすると100万円ぐらいでしょうか。写真のエンタイアは(1)は船便書状、(2)が第2地帯宛書状3倍重量便です。

近江支部 酒田義博 (代理投稿:永吉)

90円額面文通週間切手の1枚貼り使用例3点


引き続き4月例会での披露品のうち、会報に載せる予定のない品の一部を、ここに掲載しておきます。この記事では、近年の文通週間切手貼りの外信カバーを3通紹介いたします。2003年~05年の90円額面切手1枚貼り航空便書状です。

タイあて航空便書状 YAMAHANA 6.XII.03

タイあて航空便書状 SHIMIZU 25.XII.04

タイあて航空便書状 HIGASHIYODOGAWA 7.XII.05

3通ともタイ宛ですが、差し出し人・宛先はみな異なります。すべてクリスマスカード郵便のようです。昔の海外あてクリスマスカードは印刷物便で送られたものが多いようですが、紹介品は書状です。近年は25gまでの定形サイズであれば書状を基本料金で送れるようになったので、こういう例が多いようです。20g以下で信書が入っていなければ、印刷物扱いにして70円で送ることもできたはずですが、そこまでケチろうとする人は多くなさそうです。

毎年の文通週間切手の「適正1枚貼りカバー」をすべて揃えようとすると、(費用はともかく)手間と保管スペースが大変なことになりますが、上例のように異なる差出人と宛名の品で揃えることができたら、きっと尊敬されるに違いありません。

(永吉秀夫)